営業担当者が商談で最初に確認すること
2026.10.26
商談スキル・実践課題をすぐに聞き出そうとして、話が噛み合わなかった経験はないでしょうか。
課題の前に確認すべきは背景
商談では、課題を聞く前に、背景を確認します。なぜ相談したのか。いつから困っているのか。何を目指しているのか。
営業とは、背景を理解する仕事です。
現場で見えた2つの事例
事例1:
業務用エレベーター保守のA社の担当者は、開口一番「どんな課題がありますか」と質問していましたが、抽象的な答えしか返ってきませんでした。「今回、どういったきっかけでご相談いただいたのですか」と背景から聞くようにしたところ、具体的な事情が見えるようになりました。
事例2:
法人向け人事システムのB社は、機能に関する要望をすぐに聞き出そうとしていました。「いつ頃からこの件でお悩みでしたか」と時系列の背景を確認するようにしたところ、表面的な要望の奥にある本質的な課題が見えてきました。
よくある質問
Q. 背景を確認すると商談が長引きませんか?
A. 一見遠回りに見えますが、背景を理解した上での提案の方が的確になり、結果的に早く決まります。
Q. 背景の確認はどんな質問から始めればいいですか?
A. 「どんなきっかけでご相談いただいたのですか」といった質問が自然な入り口になります。
Q. 背景を聞かれるのを嫌がるお客様もいるのではないですか?
A. 理由を添えて「状況を正確に理解したいので」と伝えれば、多くの場合快く答えていただけます。
まとめ
商談で最初に確認すべきは、課題そのものではありません。その課題に至った背景です。
最後に一つ。あなたの商談は、課題を聞く前に背景を確認できていますか?